Pathway to Peace 平和への道
-Paddle for Mother Earth-
なぜ私たちは1000キロもはなれた小笠原を目指すのか? そして、なぜ私たちはボヤージング(航海)を続けているのでしょうか?
島を目指し大海原を漕ぐというこの独特の感覚。そして喜び。それは平和への強い希望だからだと思っています。目指すゴールは永遠に美しい地球と平和な世界。
自然の叡智(The Wisdom of Nature )に触れ、大自然のリズムと調和して漕ぐことで、地球の持つその素晴らしさ、偉大さ、そしていかに私たちがこれらに生かされている存在であるかということを再認識できるのです。
多くの価値観や想いが入り混じる現実社会の中、外的な作用や自己の感情に翻弄され忘れてしまった大切な事を思い出させてくれるのです。
今、この世の中で、何がおかしいのか、何が間違っているのか、そして今、何が大切なのか、何が必要なのか、、、を教えてくれるのです。
今、私たちがまず、一番にしなくてはいけないこと。この母なる地球の大自然を守らなければいけないことでしょう。
だれでも目の前にある小さな事から始められるのです。 日々の生活に必要なお金や物や食料などを考える前に、まず、この地球のことを考えなければならないのです。
この母なる地球の健康を考えなくてはならないのです。 忙しさのあまり、こんなシンプルなことを忘れてしまっています。
自然環境破壊や海の汚染が進む中、私たちがそれを認識し向き合い、覚悟をもって行動することが pathway to peaceなのです。 大海原に漕ぎ出でて大自然(The Wisdom of Nature )に触れ、母なる地球の前にひれ伏すことで私たちのできる方法で平和への道を歩んでいるのです。
ただ、言葉でいうだけではなく、実際に大海原を漕ぎボヤージングする過程において本当のものを感じ、そのすばらしさ、それらを多くの人たちに発信していく事だと思います。
海がそうであるように、地球上に存在するすべてが調和的であるように。
海を漕ぐカヌーピープルとしてやるべきことがあるのです。
Pathway to Peace 平和への道
One Love
私たちの気持ちが調和し一つになることで大きな力が得られます。
それは私たちの力でなく、大自然から与えられる力です。
6人で外洋の大海原を漕ぐことで体験し、多くのボヤージングをしてきました。
地球上の人類のほとんどが、より良い時代、分離のない調和した平和な時間の流れを求めていると思います。そのために愛で結ばれ一つになることを望んでいるのです。
6人が調和し一つにならなければ目的地に安全に到達できないヴァア(アウトリガーカヌー)はこの母なる地球の縮図です。
そして大海原を渡るというのは、私たちが実際にできる平和への道の探求なのです。
大自然はすばらしい!
母なる地球はすばらしいのです。
そして、有り難い、ありがたいのです。
オーシャンのボイジャー達は純粋なハートを持ち集まりました。
そして、そのハートを持って大自然に感謝し、
大自然にひれ伏し、仲間のありがたさを感じながら、調和して一つになり、
私たちのできる方法で「Pathway to Peace」平和へつながる道筋を歩みます。
何世代もあとの地球と子供達を愛おしみながら、
海と一つになり漕ぎ続けます。
Paddle for Mother Earth
*母なる地球のために漕ぐ