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ミヤちゃんの八丈島Voyaging日記③ By Miya Nakano

前日の夜、食事のあと

『直接、弓ヶ浜を目指すのではなく、新島を経由する!!』

とdukeさんの決定が伝えられた。

島を渡るとき、必ず無事に

最短・最速で帰るのがvoyagingの鉄則。

一瞬、距離はどのくらい伸びるのかな、、、

と頭をよぎったけど

dukeさんの落ち着いた強い眼差しをみて

それがいい。ということはすぐにわかった。

新島とoceanには大切な歴史がある。

新島は4年前にoceanが三宅島〜弓ヶ浜を目指す際に

偶然、導かれた島。

島がoceanを温かく包み

dukeさんは3年前に渡り移住し

たくさんのohana達を繋いできた。

今、共に葉山で漕ぐnoa,rioの

生まれ故郷でもある大切な島。

新島のohanaたちは

大切なスピリットを受け継ぎ、漕ぎ続け

dukeさんkupuna、葉山ohanaの再会をずっと待っていた。

harauを綺麗にして、Lamakuと共に待っていた。

新島に行かなきゃ!!そうだよ!!!

新島へ行けないと分かったとき、忠兵衛丸で

一瞬言葉を失った。

新島で待つohanaたちが

来れないと聞いたときどんな思いだったのか

弓ヶ浜、葉山で待つオハナ達も

みんなきっと同じ想いだっただろう。

あの時、みんな一瞬 考えた

そしてすぐに切り替えた。

海のohanaは全力で漕ぎ

遠くのohanaたちは祈り

新島で待つ彼らは全てを理解し

私たちの先々で必要になるであろうサポートを予測して、

手配してくれた。

大事な仲間が新島にいる。

新島で再会を楽しみにたくさんの準備をしていた新島のohana達

待っている葉山oceanの仲間たち。

新島に行こう!

家族を大切にするdukeさんの

大きな決断が嬉しかった

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2021 /8 /1

三宅島→新島→弓ヶ浜というルートになった。

(忠兵衛丸は港へ向かい新島クルーを乗せて出航。その間kupunaは海を漕ぎ、

忠兵衛丸が通るあたりの海で待ち合わせ合流)

4:30 船出 三宅島〜新島

風やウネリは昨日より幾分落ち着いていたけど

3ノットの逆潮は相変わらずだった。

1ノット×1.8=時速kmなので

最低でも3ノット以上のペースで漕がないと進まない。

5.4kmって普段の海なら平気で出せそうだけど

外洋だけではなくここは黒潮。

朝早々にいぶき+ワヒネで漕がせてくれた。

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この潮の中を漕ぐのか、、、

以前神子元島に行った時、漕いでも漕いでも進まないで流される現象は体験していたので覚悟を決めて海へ。

前日のmen’sで7〜8km時速ほど

ワヒネでどこまで速度が出せるかわからなかったが

頑張って漕いだ。

大船長のスピーカーがなる。

カッチってスイッチonの音がなる。

「2.5ノット」

船長の笑いをこらえるような声でアナウンス。

ひ〜

必死に漕いでるけど

忠兵衛丸のエンジンが明らかにアイドリングストップしたり、

徐行したりを繰り返しているのは感じていた。

水の重たさは想像をはるかに超え

漕いだことのない早いピッチで重たい水を掴むのに

すぐに体力や筋力が悲鳴をあげた。

息をすって

海を感じて

一つになって

いつもの教えが体にちゃんとしみついていた。

がんばらなきゃ!!!!がんばれる!

漕ぎの手を休めず

逆潮、黒潮の中

ohanaたちが待つ新島目指し漕いだ

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みんな前日の疲れなんか屁でもなく

さらにパワーアップし、漕ぎも応援もサポートも

みんなで一つとなった。

八丈島からきた側の海から新島をみると

白いとんがったお山がいくつもあって

雪山のようなお砂糖の山のような

とても面白い形だった。

Noahが嬉しそうにずっと船の先端にいる。

みんなも嬉しそうに照りつける太陽の中

ずっと先端で新島をみていた

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忠兵衛丸とKupunaは

〇〇で待ち合わせよう(なんてとこだったかな〜)

と約束し、GPSは忠兵衛丸についてたけど

いったんKupunaとあとでね、とbye-byeし

二手に分かれ、忠兵衛丸は新島へ向かった。

新島に到着すると

ホヌが

おそいよ〜待ってたよ〜。

と言わんばかりに迎えてくれた。

港に手をふるohanaたち。

ただいま〜

会いたかったよ〜

全力ハグ

わずかな時間だったけど

忠兵衛丸に乗るクルーが新島ohanaと再会することができた。

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みな再会を大喜びしハグの嵐。

初めて会う島の人たちに強く抱きしめられ。

トマトやキュウリ、おにぎり、パン、梅、ジュースなど

これからの船旅に必要になるであろうものを

たくさん持たせてくれ、賑やかにすぐに出航。

超happyエネルギーを充電してもらい

たくさんの笑顔に見送られ

弓ヶ浜へ向けて船出した。

忠兵衛丸、新島の伴走船で

kupunaをさがす

あ!

いた!!!

赤いKupunaだ!

みなで海で再会した

再会を分かち合うのは

言葉ではなかった

漕ごう

新島に守られながら

羽根のように

忠兵衛丸と新島の船がKupunaを包み

葉山・新島のohanaで漕ぎ繋いだ

それはそれは神々しかった

故郷の島々背にを強く逞しく漕ぐ

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新島ohanaたちのパドルはワヒネが受け継いだ

どこも逆潮が強いので子どもや、ワヒネだけで漕ぐのは

危険だとの意見も聞こえていた。

とても難しい判断だったと思う。

それでもdukeさんやkennyさんは信じて漕がせてくれた。

それがとてもとても嬉しかった。

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がんばるからね!

海へ

やっぱり水が重たい。

ふだん葉山で1h漕ぐくらいのエネルギーは

あの海では5分くらいで使いきった。

ヘロヘロになるもんか

こっそりかくしたプチトマトを頬張って

自分の弱さと格闘した。

忠兵衛丸からKupunaを見ている時は 

「あ〜漕ぎたいな」

と思ったりする時もあるけど

Kupunaとみんなと漕いでる時は、

あまりに辛すぎて

「早く終われ!早く終われ!時間まだか」

と思ってしまった瞬間もあった。

この重さをこんな早いピッチで

モワモワした暑さの中全力で漕ぐ。

途中少し力がぬけると

後ろから

頑張れミヤ!

とすぐみんなが声をかけてくれ

またがんばれる。

本当に6人が繋がってる。

伴走船からもumm!umm!と漕ぎに合わせて、

掛け声をかけてくれもう力は無いはずなのに、

応援してくれると本当に頑張れた。

もうむり〜〜〜という限界を共に何度も超え、

どうにか漕ぎ繋いだ。

嬉しかったな

よく頑張った私たち

あのひと時は一生忘れない。

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その後もmen’sが漕ぎ繋いだ。

1番でピッチをあげると、後ろのmen'sも必ず猛pushする。

みんなヘトヘトのボロボロだけど、

自分のために手を休めることなく

一つになり限界を超えて漕ぎ繋ぐ。

Kupunaもティーが折れ曲がりながらも、必死に耐た。

なんどもなんどもウネリに乗って、海を渡った。

がんばれKupuna!!

最後弓ヶ浜へ到着する前のlegでは

kentaroさんが1番だったが、

チェンジ後間も無く、

漕ぎを見ていたkennyさんが

”kentaroとmokuをチェンジする”

と即座に決断した。

「肩が動いてない、おかしい」

伴走船からチェンジの旨を伝えると

kentaroさんは「大丈夫」と断ったが

kennyさんは判断を曲げなかった。

忠兵衛丸の大船長は、

大きな船をターンさせるのは大変だろうに

何も言わず当たり前のようにまた、ターンしてくれた。

kentaroさんの肩は悲鳴をあげていた。

想いはあっても無理して漕げば壊れていたかもしれない。

kennyさんは最後までちゃんとクルーを見つずけ守った。

mokuは初めての1番シートでとても面白い動きを見せてくれ

後ろのクルーや、私たちを驚かせてくれた。

この時のクルーは神子元島の強い潮の中、

漕いでも漕いでも進まないが

大型船の航路で止まってはいけない区間だったため

チェンジすることはできず

猛烈な暑さ、補水もない状態で、

とても強い潮の中2時間弱漕ぎ続けた。

たまたま大型船が通らなく

こんなことは本当に珍しい恵まれてる

と大船長がスピーカーでぼやく。

dukeさんは神子元島付近で突然舵を左へきり、

忠兵衛丸のギリギリ下を通過し神子元島へ向かった

大切な神様へのご挨拶をしにいった。

どうにか漕ぎ切ったクルーが船に上がると

自然と拍手がわいた。

本当に本当に辛い区間をよくがんばってくれた。

『何かの罰ゲームかと思った』

とボソッと口にしてて

どれだけハードだったのかを物語る。

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最後のlegになり、

未来のクルーたちにパドルが渡された。

潮も強く、子どもたちが漕ぎ切れるか

最後の最後まで迷っての判断だったけど

強さを信じて受け繋いだ。

潮で流され過去に下田に行ってしまったこともある区間。

忠兵衛丸もギリギリまで見守り

大船長の判断とkennyさんのgoが出たので、

忠兵衛丸は先に弓ヶ浜の港へ向かった。

懐かしい弓ヶ浜

嬉しすぎて

ホラ貝を何度も吹き、無事に戻ったことを伝える。

もどったよーーーー!!

みんなに会いたい。

遠くても、ocean ohanaがどこにいるか、

いつも海からわかるが

最初見つけられなかった。

船が乗り降りできる浜に旗があるからその辺りのはず

誰もいないな〜 あれ〜 なんて思ってたら

浜を左側へ全速力で走るたくさんの人たち。

走り方が本気すぎて、忠兵衛丸のみんなで笑ってしまった。

すごい走り方だね。

子供抱えて本気で走る人も、、、

爆笑。

そして涙がでた。

待っててくれてありがとう。

ただいま

無事に帰ったよ。

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船が港に着き、荷物を降ろしたころ

ちょうどKupunaも忠兵衛丸のいる青野川へ帰ってきた。

キラキラキラ

笑顔と涙と喜びに溢れた。

おかえり

みんな涙を流し笑顔で迎える。

待っていたohana達が

みんなを強く抱きしめてくれた。

Kupunaがキラキラしながら

川を気持ちよさそうにしている

みんなで

忠兵衛丸大船長にお礼を伝え

Kupunaは弓ヶ浜へ帰ってきた

おかえりKupuna

ただいま

大きな家族たち、たくさんの愛をありがとう

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E ola na ohana ka wa’a moana

〜大海原に住むカヌー家族〜

duke,kenny,hide,dai,caori,yuki,noa,kentaro,Jun,tomo,shin,kazu,ibuki,moku,kento,midori,nori,akira,kazuki,ayumi,haruta,miya

 

忠兵衛丸

大船長,Riku

八丈島

ocean.kouno.taro

三宅島

島屋,itooman

新島

ken,masae,caori,a-cyan,ta-tan,teru

弓ヶ浜

sono,minami,hana,namiko,aya,tumu,mika,miyu,eda,kokone,mari,keita,kozue,nodoka,toku,kazuma,aiko,takucyan

カメラマン

sayoko,masa

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<大船長 名言集>

◉おめぇらなんで漕いでんだ?趣味か?

◉おめぇなんだ?こりゃ仕事か?

(→hideさんに)

◉おぅぼーっとしてんじゃんぇよ

 こかぁ大変なとこなんだ

 ぷー吹けぷー ちゃんとやれーお前ら

(伴走船で疲れて休んでいるクルーに一喝

 ホラ貝吹けと一喝)

◉ふざけてんじゃねぞ 命落とすぞ

(伴走船の乗り降りで、ちょっとでも楽しそうにした時)

◉ドアを静かに閉められねぇと家族は崩壊すっぞ

(船内に入るドアを強くバン!!と閉めてしまった時)

◉おりゃ最近犬の散歩してるだけだから、こりゃ最高だぜ!

こんどは料理できるようにしといてやる

<元気でた応援かけごえ>

◉5ノットでgoー! goー!

◉we are ー!voyagerーーー!!!

◉opio iku mau mau

◉ツムちゃんが待ってるよーーーー!!!

◉あと10分ーーー!!!!

<おもしろかった~事件>

クルーに聞いてみてください♪

◉グロッキージュン

◉ちくび絆創膏

◉風雲たけしじょう

◉ドローン

◉バラバラスイカ

◉船長にキレるリク

◉船長ネガティブスピーカー

家に帰ったら、akiraが 

we are voyager Tシャツを着て出迎えた

何かのギャグかと思ったけど、すごくすごく嬉しかった。

夜中の2時まで、

時空を超えて、先人たちと

大切な家族に会いに大海原を渡った話しを

寝落ちするまで、ずっと喜んで聞いてくれた。

次は小笠原。

まだまだoceanのvoyagingはつづく